富田林病院は平成18年より分娩取り扱いを中止しておりましたが、富田林市民の皆様の御要望を受け、近畿大学医学部産婦人科名誉教授星合昊を病院長に迎え、平成24年6月より院内助産として分娩取り扱いを再開致しました。分娩数は順調に増加し、平成29年度・平成30年度は年間100件以上の分娩がありました。
しかしながら、院内助産の適応基準により来院された妊婦様の約4割の受け入れをお断りし、他院へご紹介させていただいておりましたが、より多くの妊婦様を受け入れるべく、令和元年8月より産科診療を開始致しました。
院内助産によって培われた経験豊かな助産師による手厚い助産ケアを継続しつつ、地域の多様なニーズに答え、様々な状況に対応出来る医療を目指します。産後ケアにも力を入れており、分娩から育児まで安心して行えるようにサポート致します。
近畿大学病院との緊密な連携により、急変時にも迅速な対応が可能です。
富田林病院で産んで良かった、次も富田林病院で産みたいと言っていただけるような地域に根付いた病院を目指して、職員一同励んで参ります。新体制となった富田林病院産婦人科(5A病棟)を今後とも宜しくお願い致します。